SNSでの共感

FPN-ブロッガーの心に響いた遠藤実の『私の履歴書』に何を学ぶか?という記事から。

● 何故mixiの日記をお互いに理解できるのか?
 遠藤実さんは編集者から歌詞を渡されてそれを眺めて曲が浮かぶ訳ですが、私たちもこれと同じ事をGreemixiの日記で行っています。
 筆者はある看護師さんの日記を読んで実際に涙したことがあります。またある介護師をされている女性は筆者の日記を読んで、泣きながらコメントを投稿してくれ、筆者はおろおろした経験があります。
 何故SNSではお互いに一面識も無い相手の日記が理解できるのでしょうか? 何故見知らぬ相手のためにコメントを書いて応援する気になるのでしょうか? 考えてみればこれはとても不思議な事です。
(略)
 自分の自己体験に引き寄せて『そう言った状態の時の自分の気持ちを思い出し、感情が沸きあがり、相手の立場が理解できる、自分なりに解釈できる』から、mixiの日記を理解できる訳ですね。(これが心の理論です。)
 自分自身が苦しい思いをした時、男性であれ、女性であれパートナーに済まないと思うような経験をした時、会社との恋人との別れや別離など背後にある辛い、苦しい、そして豊かな経験がSNSの文字に紡がれた、動画に紡がれた投稿者の気持ちを推し量る糧となっていると考えられます。

おろおろがかわいい!日記を公開することの効用を理解していなかったのですが、面識のない人の日記を読んで共感したり、なんらかの化学変化を起こすんですね。しかし、SNSの世界でなにが起こっているかよくわからんってのが正直なところです。

 ネット・コミュニティを本気で展開したいなら、SNSやブログでマーケティングの仕組みを本気で考えたいならば、遠藤実の『私の履歴書』のような優れた教材を生かしましょう。少なくともこのやり方が、筆者のネット・コミュニティ学習術です。