テンプレート2
以前書いた(工学向き)研究発表用テンプレートを再掲します。
- 解くべき課題
- 背景
- 社会的背景
- 技術的、研究的背景
- 解かれている問題(群)
- 残っている問題(群)
- 課題へのアプローチ
- 解決法、提案方式
- 評価
- 今後の課題
「課題へのアプローチ」は、解決へ向けての方針を示すところで、課題と解決法をつなぐのりしろです。課題を再度示す役割も持ちます。解決法の一部と考えることもできます。
解決法で用いる関連技術は、「背景」内で示すパターンと、「課題へのアプローチ」内で示すパターン、解決法内で示すパターンがあると思います。
論理的文章を書く場合
- 問題(課題)
- 答え
- 証明(問題に対する答えになっていることの説明)
のような要素が明確になっていると書きやすいと思う。
数学の論文の特別な場合は
- Theorem
- Proof
のような極端な構成になっている場合もありますが、Theoremが何らかの問題に対する解答になっていることがほとんどだと思います。
しかし、全く新しい提案である時や、関連する問題の整理が足りない時(面倒な時)は、
- 目的(〜を提案したい)
- 背景
- 提案(〜を提案する)
- 評価
- 今後の課題
としてしまうこともあります。ストーリーとしては甘いですけどね。ただ、サービス企画、提案などのビジネス文書だとこれで十分だと思います。